2010年秋の合同防災訓練報告

消火訓練 2010年10月24日(日)、各地区の避難場所および金井中学校グラウンドにおいて、地域の各自治会主催の、合同防災訓練が行われました。
 秋晴れとはいきませんでしたが、むしろ過ごしやすい陽気の中で、地域の子供たちや各町内会・自治会の大人たち、さらに中学校の生徒も含めて訓練に参加し、楽しく、意義のあるイベントとなりました。
 町田消防署、地域の消防団の方々もご指導に駆けつけてくださり、有意義な情報も得られました。

 当日は、まず各地区ごとの避難場所に集合(9:00)後、金井中学校のグラウンドに移動しました。
消火訓練  全体が金井中学校のグランドに集まった後、二つのグループに分かれ、避難および救助訓練と、避難所開設訓練を行いました。
 避難および救助訓練では、万が一の際の避難の練習、初期消火の訓練や、さらに倒壊家屋の下敷きになった人を救助する訓練を行いました。
 子供たちは何だか運動会の親子競技に出場しているようで楽しそうに、でもこういう訓練に参加するだけあって大切さもわかっていて、真剣に訓練を行っていました。
救助訓練 救助の訓練はジャッキを使って倒壊家屋の破片を持ち上げるという本格的なもの。さらに救助したあと、担架に乗せる練習もしました。参加者は、こういうときには助けあうことが大事なことを頭で知っていても、いざ体を動かしてみるとまごまごする人が多いようで、やり方を教わりながら上手になっていく様子がわかります。
 避難所開設訓練では、飲み水確保のためにプールの貯水からろ過をおこなって、飲み水を作る機械を操作し、また手動で操作できることも学びました。さらに、避難所でまず困るのはトイレ。そこで、なんとトイレの設営方法も実演してもらいました。
炊き出し風景 最後は炊き出しです。女性の会を中心に、今日はカレーライス。炊き出し「訓練」をかねた、ちょっとしたハイキング気分で、おいしくいただきました。
 がんばった中学生たちはさすがにおなかがすいたのか、われ先にカレーに突進、何杯もお代わりしていました。

集合写真
 今回の参加人数は
 金井町内会から大人181人、子ども22人
 森の丘自治会から大人35人、子ども5人
 ライフタウン代官山自治会から大人3人、
 エステアベニュー鶴川代官山自治会から大人7人、子ども2人
 そして中学生が25人
 係員が57人
 合計337人の参加でした
 訓練の意義やカレーの美味しさもさることながら、出てきたお話も有意義でした。
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 金井町内会役員から、普段からこのような訓練を含め、町内会の活動に参加してはじめて、実際の震災の場でスムーズに行動できること、そうでない人は残念ながら孤立してしまいやすく、その実例を阪神淡路大震災の現場で見てきたことなどが語られました。かなりの確率で、関東地方にも大地震が発生すると言われる中、参加者は真剣に聞き入っていました。

 また、直接地震とは関係がありませんが、町田消防署から、救急車出動の需要がひっ迫しており、軽い症状なのに病院までのタクシー代わりに使われるようなことがあると、生死にかかわる患者さんを救助できないことになる、というお話がありました。もちろん、症状の判断がつきがたいこともあります。そこで、#7119(東京消防庁 救急相談センター)に電話すれば、その緊急性の判断や、応急処置のアドバイスをしてくれるとのこと。気軽に救急車を呼んでしまうことも、逆に呼ばないで不安が募ることも避けるため、ぜひ利用して欲しい、というお話をいただきました。